Kaoru Yamamoto

J.F.Oberlin University Graduate School

About

Professor (Specially Appointed) , International Graduate School for Advanced Studies at the J. F. Oberlin University Intercultural Consultant and Coach

Sessions

オンライン・ワークショップ(110分) Co-Creative-Cafe にようこそ! more

Sun, Nov 28, 12:30-14:20 Asia/Tokyo

世界を覆うコロナ禍の渦中にあり、息苦しい日々が続く中にありながらも、明日を信じ、元気を出して前を向いて進む皆さまのお手伝いをすべく、学会のSIG(Special Interest Group)である、CCD(Co-Creative-Dialogue)は今回新たな挑戦を行うこととし、「ワールドカフェ」スタイルの「Co-Creative-Cafe」というカフェを開き、大会参加者をご招待することとしました。 ふらっと立ち寄ったコ・クリエィティブ・カフェでたまたまお会いすることとなった人(ご参加のみなさん)とのひと時の語らいを楽しみませんか。リラックスした雰囲気のカフェでの肩の凝らない語らいを通して果たして何が生まれてくるでしょうか。ワクワクします。 カフェのテーブルでの語り合いは、「語り」、「体を使って表現」、「絵を描いて表現」、と参加者皆さま各自の好むやり方が可能です。しゃべるのはあまり得意ではないけれど、他の方法で表現したいという人も遠慮なさらずにご参加下さい。リラックスした雰囲気を醸し出すべく、13人のCCDメンバーは色々と工夫をこらします。 語り合いのテーマは、ご参加頂くすべての人に共通する身近なもので、同時に最も旬なテーマを考えていますので、ご期待ください。 カフェテーブルでは自分の語りたいこと、伝えたいことを、他人と共有することが大切です。ご参加頂く方は、WIFI環境の整備と、ご自分のお顔・お姿を参加する他の皆さまとシェアすることにご同意頂くことが必要になりますのでご了承の上、ご準備ください。 なお、時間の制限等もあり、参加人数は先着50人を最大とさせていただきますので、ご了承ください。 それでは皆さまのご参加を心からお待ちしております。

日下啓1943 山下美樹 深山敏郎 MAEKAWA Shizu -浅井 亜紀子- 鈴木有香 kusaka TJ tomoko Kaoru Yamamoto Kyoko Yashiro Eriko Katsumata kyoko isozaki Keiko Kibe Yoshiko Higuchi

On-line workshop (110 minutes) ふだん話をしない人や物との会話を楽しむ more

Sun, Nov 28, 14:30-16:20 Asia/Tokyo

MusIICでは、相手と心を通いあわせるコミュニケーションを行うための方法を研究しています。これまでのワークショップでは、人間への理解を深めるため、五感を使って相手を受け入れるアクティビィティをしてきました。相手を心から「受け入れる」ことは、広い意味での承認欲求を満たすことにもなります。 私たちは、今回、対象をさらに広げて、「人でない者たち」とのあいだに心の絆を築く試みをします。じつは、子供は多かれ少なかれ、みんなそういうことをしています。人形やぬいぐるみに話しかけたり、植物や動物に問いかけたり、大人から見ると不思議な遊びです。 童話作家の斎藤洋さん(68歳)が、ここ数年「人でない者たちとの会話」を楽しんでいると公表されていて、さすが!と思いました。斎藤さんは、動物園で、「もし自分がレッサーパンダだったら、私になんて言うだろうか、そして、それを言われたら私はレッサーパンダにどう答えるだろうか」とふと思ったそうです。そして、実際にやってみるとなかなかおもしろい。「つまり、私はレッサーパンダと話をした…ようなものなのだ」と述べられています。以来、公園の風車と話をするなどいろいろ行い、ついには、大学病院のドクターヘリがプロペラをブンブン回転させながら「きみたちも、将来、世のため、人のためになる仕事をしなさい」と、見物に来ていた少年たちに声をかけているのがわかったということです(日経新聞2021-07-18)。 さて、わたしたちもいろいろ遊んでみたいと思います。MusIICで取りくんでいるドラマセラピーやドラマワークでは、子供の世界に戻って自由に想像を広げます。大人同士でも、ごっこ遊びを展開するとさわやかな気持ちになります。人ではない身近なモノに話しかけたら、どんな会話ができるでしょうか。植物や、動物も、石も思わぬ反応をしてくれるかもしれません。心の中で思うだけでなく、実際に声に出してみます。子供が素直にそうするように。 このワークショップが終わった後、「人やものを受け入れること」が容易になりコミュニケーションがさらに楽しくなっていたらうれしいです。 ちなみに、もしやってみようと思えば、ちょっと苦手な人に想像のなかで話しかけてみたり、あるいは、もう会えない人としみじみ会話をする、ということだってできますね。 【参考文献】 尾上明代(2006)『心ひらくドラマセラピー 自分を表現すればコミュニケーションはもっとうまくいく!』 ルネ・エムナー(2007) 『ドラマセラピーのプロセス・技法・上演 ― 演じることから現実へ』(北大路書房) 斎藤洋(1987)『ルドルフとイッパイアッテナ』(講談社) 八代京子・樋口容視子・日下啓・ 勝又恵理子(2019)『アクティブラーニングで学ぶコミュニケーション』(研究社) Axel Honneth (1995) The struggle for Recognition – the Moral Grammar of Social Conflicts SIG (Special Interest Group )のひとつである MusIIC (Multi-sensory Approaches to Integral Intercultural Communication) 共同発表者:樋口容視子(アイデアマラソン研究所)、八代京子(麗澤大学名誉教授)、磯崎京子(NPO法人ベルダレルネーヨ)、山本薫(桜美林大学) 参加人数:16名まで

Yoshiko Higuchi Kaoru Yamamoto Kyoko Yashiro kyoko isozaki