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オンライン・プレゼンテーション(実践報告 30分)

オンライン国際協働型授業(ZOOM)における外国語を通しての日米学生の異文化コミュニケーション能力

Sat, Nov 27, 14:00-14:30 Asia/Tokyo Room C (Saturday)

発表では2020年秋学期に日本のA 大学とアメリカのV 大学で行ったonline zoomでの2回の交流受業の日米異文化理解を受業目的にしたプロジェクトの実践報告である。本プロジェクトの目的は日本語を学習する米国の大学生(中国人留学生10、ベトナム人1、韓国人1、アメリカ人7)とInternet Englishを履修する日本の大学生(17名)が、それぞれ外国語を使用して、日米文化を理解し、異文化コミュニケーション能力の向上を意図とした授業での学びである。バイラム(Byram, 1987,1997; Byram et.al.,2001)は異文化教育の目標を「異文化で発信できる人、異文化間で話が出来る人」の教育であるとし、それは「異文化コミュニケーション能力の獲得」であると述べている。Byramは「異文化能力」と「異文化コミュニケーション能力」を区別している。「異文化能力」は母語で多文化の人々とやりとりする能力、異文化コミュニケーション能力は外国語で他文化の人とやりとりする能力だと定義している。本発表では研究課題として1)学生はonline (zoom)でスピーチすることで何を学んだか。2)外国語でプレゼンテーションすることでどのような気づきがあったか。3)プレゼンテーション及びそれに向けての日米の学生との話し合いのプロセスで日米文化の相違点はどのようなことかを学んだか。とした。学生のプレゼンテーションのテーマは自分の生まれた州、サンクスギビング、アメリカの食生活、アメリカの学生生活、ハロイン、上海の食事など多岐に渡った。一方日本の大学生は、世界的に影響を及ぼしているコロナ禍を軸にコロナ禍と日本の教育、コロナ渦と日本社会などのテーマで問題解決型学習をし、英語プレゼンテーションと行い、英語で意見交換を行なった。 このパンデミックの中のリモート授業で、日米の学生がお互いにzoomでのコミュニケーションを外国語で行った授業の学生の体験報告の分析、インストラクターの観察を中心に授業の実践報告を行う。

  • Hideko Shimizu

    Ph.D.in Curriculum and Instruction with an emphasis on Japanese language pedagogy from the University of Denver. She has long experience teaching all levels of Japanese language and a range of other courses in Japanese culture, including kanji in Japanese orthography, Business Japanese, second language teaching methods and pedagogy, language & Japanese society, and Contemporary Japan. https://as.vanderbilt.edu/asianstudies/people/shimizu.php